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こだわり豆知識
トロフィー・優勝カップ等の由来
トロフィーの由来
トロフィーは英雄時代(紀元前16世紀~13世紀頃のミケーネの頃)、及び古代ギリシャ人(紀元前7世紀~3世紀)の間では、樫の幹を戦場に立て、それに戦利品、もしくは敵の武器(兜、楯等)を掛けた物を言いました。
トロフィーは、戦勝後直ぐに戦場に立てられ、この習慣はギリシャ人からローマ人へと伝わり、その後、トロフィーを勝者の戦車の前に運ばせ、勝者の栄誉を末永く讃える為、大理石や金属などで作られる様になりました。
ローマ史に現れる最初のトロフィーは、ローマ建国530年にカピトールの丘に立てられた黄金製の物です。トロフィーは建てられては壊されたりを繰り返しますが、帝政ローマ時代は多数建造され、トラヤヌスや七賢帝(ネルヴァ・トラヤヌス他)の柱を真のトロフィーと捉える事が出来ます。
優勝カップの由来
古代ギリシアの哲学者・科学者のアリストテレスの記載にある通り、古くは、敵の頭蓋骨でカップを作り、戦勝を祝う風習から端を発し、後に、これを金銀で飾り、宝石をちりばめるなどして、部族中最高の勇者にそのカップで酒を勧めたと言われています。
又、古代ギリシャの詩人、ホメロスの作品の中にも、火と鍛冶の神「ヴァルカン」が神々を和解させる為にカップを贈ったと言う表現もある事から、カップは古くから限られた人に与えられる貴重品であったことが伺えます。
カップの形状や材質には限りがなく様々であったが、クリスタルは珍重されていた様であり、イスラム教君主カリフ、ハルン=アル=ラシッドが神聖ローマ皇帝シャルルマーニュに贈ったと言われる巨大なカップは、その銀の足に金と七宝の網目模様が施されていました。
ルネッサンス時代には、カップにカットを入れる技術が発達、カップは銀食器同様次第に実用性を失い、奢侈(しゃし)品化していきました。
楯の由来
元々、剣や槍などの攻撃から守る防御具であった楯は、古来「勇気」や「勝利」の象徴と考えられていました。その為、兵士が戦場で楯を奪われる事は最大の恥とされ、古代ローマではその様な兵士を死刑に処したり、ノルマン人は、自分の楯を棺にした事が知られています。
時代が下り、その戦い方により楯の形や用途も多様になり、戦闘の武器から装飾品へと推移して行きます。
ヨーロッパの家紋が出現するのも、12世紀の中頃とされており、イギリスを中心とする家紋の輪郭は楯を模った物であり、現在、イギリスでは楯の表彰製品をplaque(プラーク)、shield(シールド)と呼び、前者は平たい四角い形をした物を呼び、後者は戦いで使用されていた楯を縮小した形状の表彰品を指す場合が多い様です。アメリカでは、一般的にplaqueを使用しています。
旗の由来
古事記の中で葬儀の模様を描き出した部分に「笛を吹き、はたを立てる」と言った記載に始まり、旗といえば風になびく布製を想像しますが、飛鳥時代に銅版に見事な透し彫りをした仏具としての金銅天蓋大幡・小幡もあり、宗教・儀式に使用される一方、多くの旗はしるしであり、旗じるしという言葉がそれを表現しています。
西洋の旗の始まりは、紀元前ローマの軍旗にあった様ですが、金属製の鷲章でした。一方、ペルシャ詩史(紀元前500年頃)には、当時専政君主の暴政に悩んだ鍛冶工カウェが反抗して立ち上り、仕事着の犬革の前垂れを竿の端に吊るして、ペルシャ保護の旗じるしとして用いたと記されており、以降、A.D.1100年代のキリスト教徒と回教徒が戦った十字軍戦争を皮切りに旗の認識が深まりました。
日本の国旗「日の丸」に関しては、文武天皇の大宝元年(A.D.701年)に天皇が日を形どった旗を用いた、と続日本書記に記されています。
戦国時代、武田信玄・豊臣秀吉らは日の丸を旗印とし、江戸幕府に至っては、幕末1865年老中阿部正弘により、異国船から識別する為に「白地日の丸印」を日本総船印とする命が下され、後の明治三年(1870年)に日章旗が正式に国旗として太政官布告で制定されました。
素材辞典
黄銅(真鍮)
銅:60%~70%・亜鉛:30%~40%の合金(6.4合金・7.3合金とも呼ばれる)。
展性(圧延によって破壊することなく、板ないし箔に出来る金属の性質)延性に富み、細線板・箔に加工しやすい。侵蝕されにくく耐蝕性も高く、絞り加工・機械・器具等に向く。又、流動性に富み精密な鋳物に向く。
展性(圧延によって破壊することなく、板ないし箔に出来る金属の性質)延性に富み、細線板・箔に加工しやすい。侵蝕されにくく耐蝕性も高く、絞り加工・機械・器具等に向く。又、流動性に富み精密な鋳物に向く。
アンチモニー
一般にアンチ製品と呼ばれているものは、鉛70%+アンチモン30%の合金。
溶解温度は360度くらい。鋳造に適している。
溶解温度は360度くらい。鋳造に適している。
オニックス
縞メノウ・オニキス。
化学的沈殿による縞状模様を呈する半透明な石灰岩。鍾乳石などに見られ、産出は極めて限られている。
鋳物(いもの)
溶融した金属を鋳型(砂型)に注入、凝固させたもの。
鉄・銅・銅合金・軽合金がある。
鉄・銅・銅合金・軽合金がある。
電鋳(でんちゅう)
電気メッキを応用して目的の形を精密に複製する方法。
金属または石膏などで作った型に銅、ニッケルなどを厚く電着させ、剥がして原型と同一面を得る。
型には導電性を与え、はがしやすくするために黒鉛などを付着しておく。
金属または石膏などで作った型に銅、ニッケルなどを厚く電着させ、剥がして原型と同一面を得る。
型には導電性を与え、はがしやすくするために黒鉛などを付着しておく。
ダイキャスト
精密に機械加工させた鋼製金属に水圧や、圧縮空気により溶融金属を加圧注入して、正確な鋳物を作る。
多量生産が可能。亜鉛、アルミ、錫、銅などの合金の鋳造に向いている。
多量生産が可能。亜鉛、アルミ、錫、銅などの合金の鋳造に向いている。
クリスタル
美術工芸品、装飾品、高級食器などに使われる。無色透明で豊かな光沢をもつガラス。
特に鉄分を避け、泡・脈理(ガラス中に存在する不均質な物質の部分)を無くす。
鉛含有率24%以上。
特に鉄分を避け、泡・脈理(ガラス中に存在する不均質な物質の部分)を無くす。
鉛含有率24%以上。
光学ガラス
光学機械のレンズやプリズムなどの材料に用いる、きわめて均一で透明度の高いガラス。
ガラスの組成を種々に変えることによって、屈折率や分散能(物質が光を分散する能力を示す量)波長による 透過性などを調節し、必要な光学的特性を持たせる。
ガラスの組成を種々に変えることによって、屈折率や分散能(物質が光を分散する能力を示す量)波長による 透過性などを調節し、必要な光学的特性を持たせる。
アクリル封入
アクリル樹脂に対象物を埋め込み、固まるのを待ってから任意の形に加工、研磨して完成となる。
他にキーホルダーやオーナメントととしても用いられる。
他にキーホルダーやオーナメントととしても用いられる。
PVC
合成樹脂の一種で、ポリビニールクロライドの略。
粉末原料に各種添加剤や顔料を配合して成形材料とし、加工を施して製品化する。
合成樹脂の中でも耐久性、加工性に優れる。
食品の包装材、玩具、建材など幅広い用途がある。
粉末原料に各種添加剤や顔料を配合して成形材料とし、加工を施して製品化する。
合成樹脂の中でも耐久性、加工性に優れる。
食品の包装材、玩具、建材など幅広い用途がある。
加工方法
サンドブラスト
エアーコンプレッサーを用いて、鋳物・陶磁器・ガラス器などの表面に金剛砂などの研磨材を吹き付け、
仕上げや彫刻を促す加工方法。サンド彫刻とも言う。
2D・3Dレーザー加工
ガラスの表面に一切ダメージを与えず内部へマーキングする加工。
転写印刷
表面にニスやゼラチンを塗ったガラス・陶器・金属・木材などに文様などを印刷した転写紙を張り付け、
紙の裏から水分を与えて転写する方法。
シルクスクリーン印刷
孔版印刷の一種。目の荒い絹布を枠に貼り、印刷しない部分をにかわ等でおおい、
その上からゴムローラー、またはへらでインクを押し出してする。
インクが厚く塗れるので画線が強くでる。
プロセス印刷とも言う。
インクが厚く塗れるので画線が強くでる。
プロセス印刷とも言う。
オフセット印刷
平版印刷の一つ。版面の画線につけたインクをブランケット面に転写し、
それから被印刷体に印刷する間接印刷方法の総称。
平版印刷全体を言う場合もある。
平版印刷全体を言う場合もある。
インクジェット印刷
インキをノズルから噴射し、帝電させ、粒子状のインキを被印刷物上に印刷方式。
高度で繊細な色表現が可能でグラデーションや写真・イラストもきれいに表現できる。
高度で繊細な色表現が可能でグラデーションや写真・イラストもきれいに表現できる。
アルマイト印刷
アルマイト処理したアルミ板に感光液を塗り、印刷部分以外のところを感光させ、
感光していない部分にインクを刷り込む印刷方法。
細かい表現が可能。
細かい表現が可能。
ホットスタンプ
金箔、アルミ箔などの金属箔を凹凸の方で熱圧着したもの。
金銀以外のものは色押し、色を使わず型だけを押したものは素押しと言う。
金銀以外のものは色押し、色を使わず型だけを押したものは素押しと言う。
クリスタル製品の加工手順
① クリスタルガラスに加工するデザインをモニターで確認
最新のレーザー加工では、お気に入りの写真や会社のロゴマークまできれいに再現できます。
データはイラストレーター(.ai)データで入稿いただければ、そのまま版下としてお使いいただけます。
※イラストレータデータが無い場合は、別途弊社にて製作致しますのでお申し付け下さい。
データはイラストレーター(.ai)データで入稿いただければ、そのまま版下としてお使いいただけます。
※イラストレータデータが無い場合は、別途弊社にて製作致しますのでお申し付け下さい。
② 彫刻するデータをコンピューターに入力
ここでイラストレータ用データから彫刻用データに変換します。
クリスタルへのレーザー彫刻は四隅や平面で無い部分への彫刻ができないため 約1cm程内側を目安にデザインをします。
クリスタルへのレーザー彫刻は四隅や平面で無い部分への彫刻ができないため 約1cm程内側を目安にデザインをします。
③ 彫刻機械の数値をモニターで確認
クリスタルのどの部分に彫刻をするかをここで決めます。
レーザー彫刻は、クリスタルの表面ではなく内部に焦点を当て彫刻して行きますので ガラス本体にはキズが付きません。
意外と不思議・・・
レーザー彫刻は、クリスタルの表面ではなく内部に焦点を当て彫刻して行きますので ガラス本体にはキズが付きません。
意外と不思議・・・
④ クリスタルガラスのサイズを確認
クリスタルガラスの厚みや横幅を合わせます。
内部に彫刻するので少し厚みが無いと彫刻ができません。
約1.5cm~3cm位の厚みのものをよく使います。
内部に彫刻するので少し厚みが無いと彫刻ができません。
約1.5cm~3cm位の厚みのものをよく使います。
⑤ クリスタルガラス本体を機械にセットする
クリスタル内部に彫刻をするときはレーザー機会と平行にしなければいけません。
そのため凸凹した成型ガラスや鋳造には彫刻ができません。
1個1個手作業で進めて行きます。
そのため凸凹した成型ガラスや鋳造には彫刻ができません。
1個1個手作業で進めて行きます。
⑥ こちらは少ない数の2D・3D加工をする機械
こちらは1個、2個と少量の彫刻を行う時に使います。
3D彫刻は前後左右上下の6枚の写真、もしくは立体フィギュアがあれば彫刻が可能です。
3D彫刻は前後左右上下の6枚の写真、もしくは立体フィギュアがあれば彫刻が可能です。
⑦ ガラスの高低差をガイドの光で調整
こちらではガラスの高低差を図ります。
赤い光がガイドの光です。実際にレーザーで掘る時の光は緑色に光ります。
赤い光がガイドの光です。実際にレーザーで掘る時の光は緑色に光ります。
⑧ 緑色の光でガラス内部に彫刻してます
ここまで来たらあとは機会でデータに沿って彫刻します。
写真、ロゴマーク、文章など印刷と同じ程度の細かさまで表現が可能です。
写真、ロゴマーク、文章など印刷と同じ程度の細かさまで表現が可能です。
⑨ 専用のギフトBOXに入れてできあがり
商品を1つ1つチェックして梱包します。
商品にキズが付かないようにクッションやサテンが敷かれたギフトボックスへ。
大切なギフトとして丁寧に梱包し発送します。
商品にキズが付かないようにクッションやサテンが敷かれたギフトボックスへ。
大切なギフトとして丁寧に梱包し発送します。
⑩ こちらは数の多い時に使う3D彫刻機械
こちらは先程のとは違い数の多い時に使う機械です。
クリスタル記念品はトロフィーや楯としてだけでなく、キーホルダーやペーパーウェイト、 学校の卒業式でもらう記念品として、各地方の遺産を彫刻したお土産としても幅広く使われています。
クリスタル記念品はトロフィーや楯としてだけでなく、キーホルダーやペーパーウェイト、 学校の卒業式でもらう記念品として、各地方の遺産を彫刻したお土産としても幅広く使われています。
金属の種類と特長
ホワイトゴールド
主に宝飾品として利用され、金を主体とする白い合金である。
・18金(K18WG)
金:75%・ニッケル又はパラジウム:25%の合金。 鮮明な白色・硬く加工は難しい。
・14金(K14WG)
金:58.33%で、残り約41.66%は、ニッケル・パラジウムに、銅・亜鉛の合金。 軟らかく、加工しやすいが、白さが劣り装身具には向かない。
・18金(K18WG)
金:75%・ニッケル又はパラジウム:25%の合金。 鮮明な白色・硬く加工は難しい。
・14金(K14WG)
金:58.33%で、残り約41.66%は、ニッケル・パラジウムに、銅・亜鉛の合金。 軟らかく、加工しやすいが、白さが劣り装身具には向かない。
スターリングシルバー
銀:925・銅:75の割合で混ぜられた合金。シルバー925と呼ばれる。
純銀は軟らかすぎて耐久性や強度にかける為、合金の形で、宝飾品、食器等に加工される。
白銅
銅を主体としたニッケル10%~30%含む合金。
ニッケル量の多いものは銀に似た輝きを放つ為、銀の代用として貨幣等に使用(100円・50円硬貨:白銅)。
海水に対する耐蝕性が高く、海水淡水化の設備や船舶関連の部品に多く使用されている。
青銅
銅:60%~65%・亜鉛:25%~30%・鉛:5%~10%・錫:5%~10%の合金。
青銅は銅が主成分である。錫の含有量によって硬度が変わり、少ないと軟らかく展延性があり、多いと硬度が上がる。
青銅は適度な流動性があり、展延性と鋳物に適した融点の低さが特徴である。
丹銅
銅:95%・亜鉛:5%の合金。着色すると赤味を帯びた独特の色合いになる。
黄銅よりも亜鉛の量が少ない合金であり、展延性・絞り加工・耐蝕性に優れている為、七宝製品・建材・装身具等に用いられる。
赤銅
銅:95%~97%・金:3%~5%・銀:1%加えた高価な合金。
象嵌細工等の工芸品に用いられ、発色処理を加えると青紫の色を呈する。
黄銅(真鍮)
銅:60%~70%・亜鉛:30%~40%の合金(6.4合金・7.3合金とも呼ばれる)。
展性(圧延によって破壊することなく、板ないし箔に出来る金属の性質)延性に富み、細線板・箔に加工しやすい。侵蝕されにくく耐蝕性も高く、絞り加工・機械・器具等に向く。又、流動性に富み精密な鋳物に向く。
ステンレス
鉄にクロムを10.5%以上含有させた合金。
クロム含有量を多くし錆びにくい鋼として優れた耐蝕性を有す。
本質は、ステンレス鋼、表面生成している不動態皮膜によって達成される。
ダイキャスト
真鍮・亜鉛・アルミニウム・マグネシウムなどの非鉄金属素材。
ダイキャストは金型鋳造法の一つで、金型に溶融した金属を圧入する事により高い精度の鋳造を短時間に大量生産する鋳造方式の事である。
洋銀
銅:62%・ニッケル:14%・亜鉛24%の合金
美麗な銀白色の光沢があり、軟らかな素材。耐蝕性・比重も大きく加工性に富み、自在性があり、細かい装飾に向いている。
洋食器・装飾品などに広く使用される。
ジュラルミン
アルミニウムと銅・マグネシウムの合金。
純アルミニウムは軽量であるが強度は大きくない。これに銅等を加え、熱処理(溶体化処理)をすることにより、軽量でありながら、十分な強度を持たせる事が出来る。
その強度と軽さから、航空機やケース類の材料に使用される。
はんだ
一般に、錫60%・鉛40%のヤニ(活性ロジン)入りが用いられる。
金属同士の接合材として使用される。
ピューター
錫:91%・アンチモン:7%・銅:2%加えた合金。
以前は、鉛を含んでいたが、現在は含まないのが一般的。
ピューター鋳物は、銀白色の美しい金属光沢を持ち、柔軟で適度な強さもある。
彫刻の種類
コンピューター彫刻
最近の彫刻方法の主流であり、色々な書体にも対応可能で、データを元に彫刻する為、原版の必要がない。立体的な物にも彫刻出来る。
レーザー彫刻
レーザー光線を利用して彫る彫刻方法である。機械彫刻やコンピュータ彫刻に比較し、深く彫る事は出来ない。データを元に彫刻する。
機械彫刻
彫刻機械に原版(文字版)をセットし、カッター(手作動)で彫る彫刻方法。コンピュータ彫刻では彫りにくい物や、指定書体・マーク彫に適する。
機械彫刻には、元になる原版(文字版)が必要となる。文字版製作にはアクリル樹脂やベークライト樹脂が用いられる。
手掘り
タガネと木槌を用いて彫る方法で、最も高度な技術が要求される。機械彫刻と比較し、彫刻面が柔らかい感じに彫れる。
メッキの種類と特長
金メッキ
金の薄層を他の金属の表面に固着させる事。電気鍍金は金板か黒鉛板を陽極とし、 目的の金属製品を陰極として、金シアン化カリウムを主成分とする水液中に直流電流を通じて行う。長期間外気にさらして置くと変色する為、クリア塗装等変色防止する場合がある。
銀メッキ
銀の持つ独特の色調は古来より尊ばれ、金と並んで装飾全般に使用。管楽器に施すと、音色が良くなり、水分中の微生物も殺菌され衛生上良いが硫化に弱く、空気中の各種ガスで表面が変色する。変色防止の為、透明樹脂塗装(クリアラッカー等)コーティングする方法もある。
銅メッキ
ニッケル鍍金等の下地鍍金として用いられる。又最終的に銅鍍金仕上げの場合、変色しやすい為、銀鍍金同様クリアラッカー等のコーティングが必要となる。
ニッケルメッキ
主に光沢効果と、鍍金面を硬くする役割として下地鍍金として用いられる。
ロジウムメッキ
常温で変色する事がなく、銀鍍金に次いで銀白色を有し硬度、耐触性、耐磨耗性、均一電着性に優れ、装飾品、美術工芸品等に活用されている。
パラジウムメッキ
弱腐蝕性で変色しにくい。電気接点等に利用される。
クロムメッキ
利用面から2つの性質がある。
装飾クロム鍍金:青白い光沢、変色もなく腐蝕にも強い。アクセサリーに多く利用されている。
硬質クロム鍍金:美観と高い光沢が有り、硬くて耐磨耗性が大きく、工業用鍍金に用いられる。
装飾クロム鍍金:青白い光沢、変色もなく腐蝕にも強い。アクセサリーに多く利用されている。
硬質クロム鍍金:美観と高い光沢が有り、硬くて耐磨耗性が大きく、工業用鍍金に用いられる。
黒クロムメッキ
漆黒調の皮膜が得られる。耐磨耗性は、普通のクロム鍍金に及ばないが、耐蝕性には優れている。自動車・オートバイ・各部品・弱電部品・通信部品に幅広く利用されている。
オリジナルメダルの製造工程
① 【プランニング デザイン】
メダル内部にする人物・競技・建物・ロゴマーク・ロゴタイプ・文字などのデザイン、または写真などをご用意ください。
(原稿使用についてのご注意)
コピーライト等で保護されているもの、雑誌や書籍、ホームページからの転用に関しては、許可を得たものでない限り、 使用不可とさせていただきます。
(原稿使用についてのご注意)
コピーライト等で保護されているもの、雑誌や書籍、ホームページからの転用に関しては、許可を得たものでない限り、 使用不可とさせていただきます。
② 【原型製作】
粘土で原型を作る。
お客様にご確認していただき、許可が出たらそれをもとに石膏を作る。
表面形状に関しては、渕付き、渕無し、シャクレ、アール付き、地模様の有無などを確認し、 肖像、建物などの立体感を要するものは石膏型から進めることが多い。
お客様にご確認していただき、許可が出たらそれをもとに石膏を作る。
表面形状に関しては、渕付き、渕無し、シャクレ、アール付き、地模様の有無などを確認し、 肖像、建物などの立体感を要するものは石膏型から進めることが多い。
③ 【金型製作】
自動縮彫機にて原型彫刻を施す。
型を確認するために鉛打ちを行う。
鉛打ちは焼き入れ前の原型にて行い、鉛打ち段階で原型との照合を行う。
型を確認するために鉛打ちを行う。
鉛打ちは焼き入れ前の原型にて行い、鉛打ち段階で原型との照合を行う。
④ 【真鍮生地】
真鍮または、黄銅とも言う。銅に亜鉛を加えた合金で、銅合金の中で最も広く利用されている。
地金物(特に金、銀)の場合は、サイズ及び付け目を指定のこと。
地金物(特に金、銀)の場合は、サイズ及び付け目を指定のこと。
⑤ 【プレス】
先程の真鍮生地に金型をプレスする。
図柄の深いものは型うちの回数が多くなるためコスト高になる。
図柄の深いものは型うちの回数が多くなるためコスト高になる。
⑥ 【マトメ加工】
プレスした後、金型からはみ出た真鍮生地を抜き型を使って切り抜く。
枠打ちは特に金、銀に利用される。
また、賞牌の変形物は抜型で抜き、抜目をバフでとることもある。
枠打ちは特に金、銀に利用される。
また、賞牌の変形物は抜型で抜き、抜目をバフでとることもある。
⑦ 【メッキ】
下地に銅メッキ、その上にニッケルメッキを付け、さらに金、銀メッキを施す。
【塗装】
透明のエナメル塗装(錆止め)を施し、メダル完成。
【完成】
検査⇒包装⇒出荷
【塗装】
透明のエナメル塗装(錆止め)を施し、メダル完成。
【完成】
検査⇒包装⇒出荷
オリンピックメダル
金メダル素材
ロンドンオリンピックで授与される金メダルの重量は約410グラム。
その内、金が6グラムでメダルの1.34%に過ぎません。
92.5%が銀で、6.16%が銅で出来ています。
スターリングシルバー ( Silver925 銀合金、銀の含有率92.5%に、強度を上げるための金属7.5% 主に銅 ) に金メッキが施されています。
※オリンピック憲章では、金メダルは “ 銀台金張り ” のメダルと表現されています。
その内、金が6グラムでメダルの1.34%に過ぎません。
92.5%が銀で、6.16%が銅で出来ています。
スターリングシルバー ( Silver925 銀合金、銀の含有率92.5%に、強度を上げるための金属7.5% 主に銅 ) に金メッキが施されています。
※オリンピック憲章では、金メダルは “ 銀台金張り ” のメダルと表現されています。
銀メダル素材
銀が93%で、銅が7%使われています。
スターリングシルバーです。
スターリングシルバーです。
銅メダル素材
銅メダルは97%の銅と2.5%の亜鉛、0.5%の錫 ( スズ ) で出来ています。
一般的には銅メダルと呼ばれますが、青銅、ブロンズ ( 英語 : bronze ) と表現される場合があります。
一般的には銅メダルと呼ばれますが、青銅、ブロンズ ( 英語 : bronze ) と表現される場合があります。
何故、金メダルは純金じゃないの?
どんな開催国でも、メダルの質の差が出ないようにするためと、その国に経済的な不利がないように。
悪意を持った者の盗難や転売防止、その他の争いを防ぐ。
純金は柔らかいのでキズ付きやすく扱い難い。
悪意を持った者の盗難や転売防止、その他の争いを防ぐ。
純金は柔らかいのでキズ付きやすく扱い難い。
金メダルを噛む理由
金の貨幣が流通していた頃に、金に不純物がないかどうか確認するための行為で、
不純物の少ない純金は柔らかく、噛めば歯型が付いたそうです。
今の時代の金メダルは、 “ 銀台金張り ” のメダルですので、噛んでも歯形は付きませんし、 逆に金張り ( メッキ ) が剥がれてしまう可能性があるそうです。
今の時代の金メダルは、 “ 銀台金張り ” のメダルですので、噛んでも歯形は付きませんし、 逆に金張り ( メッキ ) が剥がれてしまう可能性があるそうです。
国旗
国旗の掲揚について
国旗は日出より日没まで掲揚する。
国旗は金球に密着して掲げる。弔意を表す場合は旗と金球の間を離して掲げる。
正しい国旗の比率1×1.5、赤丸は縦の3/5で旗面の中心。
国旗の掲揚方法
1.竿頭と旗との間隔をあけず、出来るだけ密着させる。竿頭と旗の間隔をあけると半旗となり、弔意を表す事になる。
2.各国の国旗を2旗以上掲揚する場合は、各国の旗の大きさ、掲げる高さは、全て同じにする。
3.外国旗を掲げる場合、一般的には日本の国旗も掲げなければならない。そして、2旗以上掲揚する場合は、旗に向かって左側を上位とする。国旗と国旗以外の他の旗を掲げる場合は、国旗を上位(向かって左側)に掲げる。
4.国旗は原則として、その国の国旗に優先権が与えられる。従って日本において他国の国旗を並べる場合は、日本の国旗を上位に掲げる。
5.3ヶ国の国旗を掲揚する場合は、日本国旗を中央にして、他の2ヶ国は国名アルファベット順に従い、先順位の外国旗を日本国旗の向かって左、後順位の外国旗を日本国旗の向かって右に掲揚する。
6.1本のポールに2ヶ国以上の国旗を取付けない。
2.各国の国旗を2旗以上掲揚する場合は、各国の旗の大きさ、掲げる高さは、全て同じにする。
3.外国旗を掲げる場合、一般的には日本の国旗も掲げなければならない。そして、2旗以上掲揚する場合は、旗に向かって左側を上位とする。国旗と国旗以外の他の旗を掲げる場合は、国旗を上位(向かって左側)に掲げる。
4.国旗は原則として、その国の国旗に優先権が与えられる。従って日本において他国の国旗を並べる場合は、日本の国旗を上位に掲げる。
5.3ヶ国の国旗を掲揚する場合は、日本国旗を中央にして、他の2ヶ国は国名アルファベット順に従い、先順位の外国旗を日本国旗の向かって左、後順位の外国旗を日本国旗の向かって右に掲揚する。
6.1本のポールに2ヶ国以上の国旗を取付けない。